各メデアによると、愛知県某市の花火大会で「福島県産の花火が打ち上げ中止」とのこと。
「なにっー」と唖然とした。人口8万の市が約20通の反対メールで中止とのことである。
また、九州では祭りに「福島県ブース」を予定したら大反対が起り中止とのこと、更には放射能が付着するから、福島県からのトラックや観光バスまでが出入り禁止が出る騒ぎである。どうなっているんだいったい。「どこに」「だれに」「どうしたらいいんだ」。これは!!
恐れていた事が起ってしまっているのだ。東京電力「福島第一原発」の名称が相当影響しているのだ。
これが立地の市町村名の呼称であれば、例えば「双葉・大熊原発」とかであれば(双葉町・大熊町の皆様には申し訳ありません)、福島県は広いので、放射能など殆んど関係ない「会津地方など」これほどの風評被害はでなかったののではないだろうか。また、外国でも福島県産品輸出品の陸揚げ拒否などは起らなかったのではないだろうか。現に「チェリノブエリ」がウクライナの何県にあるとか、「スリーマイル島」がアメリカの何州の何市にあるかなど何人が答えられるだろうか。
今からでも遅くない。マスコミも政府もこのような差別や風評被害から「福島」を守る為に原発に関しての呼称を「ふくしま」と付けて呼ばない様にしてもらいたいものである。
「島根県」の皆さん(松江市にある日本の原発の中で、福島のほかにもう一つ県名を付けている原発)。一刻も早く島根原発の名称を変更することをお薦めいたします。
2011.9.20 事務所にて