アメリカ第45代大統領に「トランプ」が決定した。どのメデアも評論家も「結局は、クリントンであろう」との予測であったが、逆の結果になってしまった。正に「トランプショック」になってしまったのである。原因や結果の分析は専門家に任せることにして・・・・
”ふ”と思ったのは、今回の結果及び現象が、日本の7年前、M党が政権を取ったときの総選挙に似ているのである。長年のG党政権に飽きたのか、嫌気を指したのか、兎に角「脱G党」の流れで、M党政権が誕生した現象にである。当時、M党も政権など取れると思っていなかったので、できもしない実現不可能な美辞麗句の公約を並べ選挙を戦い、結果、思いがけず大勝してしまい、政権を取ってしまったのである。選んだ側も、何かが変わるのではないか、何かを変えたいとの思いで、M党でなくても良かったのであるが(M党以外であれば)、比較的脱G党の受け皿としては近いM党が選ばれただけなのである。その後の結果・結末はご承知の通りである。何も決められず、世間を混乱させただけで終わってしまった学級委員会の4年間だったのである。
今回がその時と、”似ている”のである。
否が応でも、米国民が決めたのであるから、トランプがこれからどのようにするのかは、じっくりと観察しようではあ~りませんか。